株式会社IMAGICA EEXは、2021年3月6日(土)に開催されたXR技術を駆使した次世代オンラインライブ、「NTTドコモ 新体感ライブ CONNECT Special Live『TWICE in Wonderland』」において、企画・演出・制作を行いました。
『TWICE in Wonderland』は、もう⼀つのTWICE WORLDをテーマに、時空を超えた特別な物語として企画・演出をしています。会場に設置された⾼さ7メートル、横幅18メートルの⼤型LED映像とXR技術によるCG映像とを掛け合わせたシームレスな表現や、AIの活⽤による画像認識技術を⽤いたエフェクトなど、当社およびピクスによる最新の映像技術の活⽤で、従来のオンラインライブの枠を超えた臨場感の⾼い映像体験として提供しました。また、緊急事態宣⾔発令中での開催となったため、 ⽇本で演出し韓国で撮影した映像を、⽇本で⽣配信を⾏うという、 グローバルアーティストのオンラインライブでは珍しく、完全リモート環境下での制作を実現しました。
●⼤型LED映像とバーチャル(CG)をXR技術で完全連動した演出
実写カメラに映る⼤型LEDと、バーチャル(CG)の映像とを、XR映像技術で⽴体的に合成することにより、リアルライブを拡張した新しい視聴体験となる演出を実現。上部のクリスタルや天井などは全てCGで表現。更に、アーティストの背後にあるLED画⾯内の映像とバーチャルで表現されたCG映像を、完全に連動させたデザインや動きで、LEDの画⾯にあった建物やハートなどが⼿前に⾶び出してくるような表現など、通常のライブではできない、奥⾏き感のある演出を実現しました。
●双⽅向コミュニケーション
事前に募集されたファンと楽曲を⼀緒にダンスをする演出や、ライブ途中でTWICE⾃⾝が⾃撮りした写真をファンに贈る演出や、ライブ中に⾏われたファン投票により演奏する楽曲を選択する演出などの双⽅向コミュニケーション企画を実施。
●AI画像解析でのエフェクト演出
TWICEの映像の動きをAIで画像解析し、顔などの重要な部分を回避しながら、光のエフェクトで効果的な演出を実施。